信じるのではなく疑うのでもなく知る事が大事
友達からよく相談を受けます。
誰を信じたらいいのかとか、何を信じたらいいのかとか、そういったネガティブなような迷いのような相談が多く、人は誰しもそんな事を悩んじゃうんだなーと。
そんな時に、気持ちのままに信じたり疑ったりするのではなく知ろうとする事が大事だなと思います。
人って弱いですからね、ついつい感情的になって好き嫌いなどの気持ち的な面で物事を判断しがちです。
そういうフワフワしたものを判断基準にするのではなく今ある事実を判断基準にすれば楽だと思うんですよね。
人を知る事で、現状を俯瞰して見る事で、先の展開や今何をすべきかって見えてきます。
盲目に信じるのではなく、疑心暗鬼になるのではなく、今を俯瞰して今を知る事。が大事ですね。
そしてどっちも前提に考える事、最高の事態と最悪の事態をどちらも想定してその上でどっちになる可能性を強く感じるか。
どっちになっても対処できる心の準備をしておけばダメージも少ないですしね。
信じていたスタッフに裏切られたとか、
スタッフが言う事を聞いてくれないとか、
周りが全然仕事をしてくれないとか、
恋人が浮気したとか、
お金を持って飛ばれたとか、
そんな事はどれもが特別な(悪い方に)事のように感じたりもしますが実際にはよくある事で、それが人間の弱さです。
誰もが弱いと知る事でどっちも前提にできます。
弱い事を知っている、裏切るかもと疑っているわけではなく、裏切らないと信じている訳でもない。
どっちにも転ぶ可能性があると知っている。
そして悪い方にならないよう自分にできる事はするけども、その上でもどっちに転ぶ可能性もあるという事を知る。
良くも悪くも人って変化します、
仮に今は信じるに値する人格者でもどこでどう変わるかはわからないです。
状況の変化は良くも悪くも簡単に人を変えてしまうので。
一人一人が価値観にも大きな違いがあるので自分にとっての裏切りもその人にとっては裏切りではなく当たり前の事だったりもします。
信じるという気持ちに価値観を押し付けて安心するのではなく
疑って自分が疲れて相手にも疲れさせるのではなく
俯瞰して知る事。客観的に見る事。その上で自分の選ぶ道を信じる事が大事だなーと思います。
自分で選んだ道に自信を持って、自分を信じる。
他者依存は良くないですね、自分であれば変化する事も気持ちの行方も行動も全て自分で調整ができるので。
自分以外は信じるとか疑うではなく事実を見る事、知ろうとする事、そこから冷静に判断してどっちも前提に動く事が大事です。
自分は自分だけなので自分の考えを理解するのも完全一致するのも自分以外にはそうはいないので。