トラブル続きでありたい
探検隊の栄光、という映画を観ました。
藤原竜也主演のジャングルを探検し様々なトラブルを乗り越えて目的地へとたどり着く話、の番組を作るスタッフたちの冒険的なストーリーなのですが
これ凄く面白かったです。
番組自体はいわゆるペテンで、実際には起こってないトラブルを自分らで作って収録していく感じなんですよね。
作り物の猛獣とリアルに闘っているような映像を撮ったり、不意に起こるアクシデントを仲間たちと乗り越えたり、とハラハラドキドキする冒険ストーリーを実際に起きている出来事のように作って行くお笑いのような映画なのですが、
普通に撮ったら特に何事も起きずに淡々と道を進んでいくだけの番組になってしまう事が見て取れます。
それはそんなに面白くないストーリーですよね。
作られたものであれ、トラブルや争いがストーリーを濃くし見る人を惹きつけます。
トラブルや争い、不安や恐怖、ってマイナスな事のように思いがちですが
トラブルや争いがなくなるとテレビやマンガや映画もそうですが、全てストーリーがなくなってしまうんですよね。
ワンピ―スにドラゴンボール、コナンにドラえもん、人気漫画全てみてとれますが争いやトラブルがなくなってしまったら話が成り立たなくなってしまいます。
解決すべきトラブルが減る事は、それだけ努力や成長の機会がなく、気持ちの浮き沈みも減っちゃうので必ずしも良い事とは言えないですよね。
テレビやマンガや映画だけの話ではなく自分自身の人生に置き替えても、そう思います。
トラブルも楽しもう、と。
今をガチで生きる!