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予告犯は必見。何やら考えさせられる映画やった。

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どんな小さなことでも誰かのためになるのなら人は動く

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予告犯を観ました。(映画鑑賞に差支えない程度ネタバレあり)

 

ざっくりあらすじを言うと新聞紙でつくったマスクを被った男性が動画投稿サービスを使い【社会の悪と感じたもの】を裁く旨の予告投稿をし実際に裁きを与えていく物語。

 

この主人公は社会的な落ちこぼれの位置にいる存在です。

 

 

努力でどん底から這い上がった人や結果を出せている人、または現在進行形で前向きに頑張れている人は社会的な落ちこぼれに対し努力が足りない、自己責任、と言うけど、

 

努力をしても報われない人やどうしても能力が劣ってしまう人もいるよなーと少し考えさせられる話でした。

 

 

また、社会の理不尽さや能力があっても何かをキッカケに一撃で転落する事もあるという事を感じる話でした。

 

 

日雇い労働で適当に若い人らを集めてボロ車に詰め込み過酷な肉体労働へ、人間ではなく物のような扱いを受け搾取されるシーンは世の中のリアルを感じました。

 

僕も昔にそんな事をされていた時があったから懐かしさもあり余計に強く感じ。

 

今考えると自分がバカだったなーと笑い話な事でもあるし、絶対にそんなん2度とないわって思えるのですが

 

切羽詰まっている時ってよくわからなくなるんですよね。そして能力が足りないと尚更そうです、抜け出せない負のループというかなんというか、本当は簡単に抜け出せるのに気付かないんです。

 

話が逸れましたが、映画ではそんなどうしよもない環境での出逢いに友情。そこからの仲間との人生の進み方が温かくもやるせない話でした。

 

この話の主人公は凄く優しいんですよね。

 

どんな小さなことでも誰かのためになるのなら人は動く

 

主人公は自分ではない誰かの事を常に考え動いていました。

 

そんな主人公の犯行の本当の目的。

 

ネタバレにならないようオチは書かないですが、いい意味で期待を裏切られるのでおススメの映画です。

 

 

ただ、

 

人に優しくあれるのも、誰かの為を考えて動けるのも、すごい素敵やけども。

 

先ずは自分ありきで、自分を幸せにする事を考えるのも大事ですよね。

 

じゃないと悲しいです。

 

この映画を見た人の何割(多分結構な割合やと思う)かは主人公に幸せになってほしいという気持ちが沸いたと思うんですよ。

 

自分を犠牲にして誰かを思い行動する事は、結局それが誰かを悲しませることになったりするので。

 

誰かのために強くなって何かをする、事が大事だなーと思いました。

 

予告犯、おススメです!

 

ではでは